佐藤ママ式・秀才の育て方まとめ④ 小学5年生

佐藤ママこと佐藤亮子さんは4人のお子さん全員が東大理Ⅲに合格されています。

多数の教育本を出されています。

少しでも子どもの教育に役立てようと思い年代別に教育・勉強法についてまとめました。

もう少し知りたいという方は、実際に佐藤ママの本などを購入してみてください。

今回は小学校5年生の教育・勉強法についてまとめています。

5年生の勉強法

5年生は急激に増える学習内容についていく。
5年生は自分の力を最大限に伸ばす、中学受験で一番大切な時期です。
①塾の授業を受け②宿題をして③テストを受けて見直しをする。この繰り返しです。

成績アップのサイクル

成績は、5週間かけて5点ずつ上げていく。
復習テストや模試があった場合、悪い点数が出ても慌てない。65点だったとしたら、残りの35点の内容をチェックし、
①その子の今の力では到底解けない問題②もう少しで解けそうな、かなり正解に近い惜しい問題に分け②の問題を10店分前向きに見直しを取り組む。
②の問題を見直したから今度は75点取れるかというとそうではなく、また65点の可能性が高い。次の段階に上がるには
65点を5回くらい繰り返さないとステップアップできないもの。いかに我慢して努力を重ねられるかが成績を左右する。
大体5週たつと効果は必ず現れる。そして一度70点を取り始めた子が65点に戻ることはありません。
①子どもの点数をチェックする。
②結果に対してとやかく言わない
③正解に近かった惜しい問題を2問、子どもと一緒に探す。
④やり直すのを見直す。

苦手科目は勉強量が不足しているだけ。

教科別の勉強方法

国語

国語・長文読解

国語は塾のテキストと、塾の副教材「自由自在」(増進堂・受験研究社)で勉強。
親が音読してあげるとイメージがつかみやすい。

漢字・知識系

漢字の読み、書き取り、ことわざ、四文字熟語、和語、外来語などは100%の正答を目指しましょう。
暗記は1人でしているとだんだん行き詰まって疲れてくるので、親子2人でやると精神的に楽に楽しんで覚えられます。
覚えられなかったり、覚えたはずなのにテストで間違えた問題は、紙に書いて壁に貼って覚える。学習内容は完璧に習得するまで一つひとつ丁寧に確実にしていくことが大事。

国語・記述式

問題文に対し、親がインタビューして実力アップする。
記述式は子どもにとって難しいもの。書かれた事柄を理解出来ても、それを言葉で表現することはなかなかできるものではない。記述式が苦手な子はまず書く前に「話し言葉」で表現させるといい。問答を重ねてだんだん核心に迫っていって、最後に出た言葉をまとめて文章にする。

算数

  算数・計算問題

計算を間違えたら拡大コピーしてやり直し。同じ問題でも大きくすると、細かなところまで気がいき届き、みやすく解きやすいので、ミスに気づきやすい。
計算問題を大量にしていくうちに、数字を崩して書く子がいますが、これも危険です。必ず数字の書き終わりははねずに止めること。  

算数・特製ノート

ノートは100冊ストックして贅沢に使う。トップバリュA罫線7㎜。「特製ノート」に使用。
塾のテキストを受け取ったらすぐに特製ノートを作る。
①塾のテキストの問題を全ページコピーする。字が小さい場合は拡大コピーする。
②コピーした問題をはさみで切って、ノートの一番上に張り込みます。計算問題なら1ページに数題貼る。文章題の問題は1ページに1題だけ貼るなど式と計算を書くスペースを考えて、そのページだけで解きやすいようにノートを作る。
問題の後ろにテキストの単元の数字を入れる。
③単元の終わりのページには、「NO31終わり」などと書いておく。
・数か月分のテキストをノートに貼ると15~16冊の特製ノートができあがります。するべき量が可視化され全体が見渡せるので気持ちはラクになる。
・問題と解答欄が1冊にまとまっているので、テキストと回答用のノートを見比べる時間が省ける。

算数・テキスト

単元ごとにインデックスシールを貼る。   算数・答えページ 答えのページには単元ごとに赤いラインを引いておく。解答が見やすくなる。
間違えた問題の答えには赤マルをしておく。

算数・文章題

3分で解けない問題は答えを見る。
①3分考えてもわからない
②解き方えを見て理解して
③自分でも解く
訓練によって問題のパターンに慣れていくのが中学受験の算数。

理科

理科 知識問題

間違えた理科や社会の知識問題は紙に書いて、壁に斜めに貼って覚える。

理科・テスト

理科の問題は同じような問題が繰り返し出題されるのが特徴なので、前に受けたテストは保管しておきます。
ルーズリーフに綴じておく。(ゲージパンチ・ネオ カール事務器製)
模擬試験など大きなテストの前にはこれを見直して臨む。

塾の授業ノートは受験本番まで残しておく。4年生で受けた授業を6年生になって見直すことがあるからです。
科目ごとにノートを数冊まとめて背表紙にガムテープを貼り、合本にして保存しておく。

社会

地理・参考書

地理は「るるぶ情報版」を見てビジュアルから入り街の歴史や特産品をイメージする。
ビジュアルから覚える工夫をしながら、宿題やテストでは社会科の漢字がしっかり書けているかチェックする。

社会・歴史

日本史の流れは漫画で覚える。「学習まんが 日本の歴史」(小学館) 「学習漫画 世界の歴史」(集英社)
歴史の年号を語呂合わせで覚えるCD主な年号だけ約30個が収録されているもの。中学受験の日本史の年号は細かい出来事まで覚える必要はありません。

社会・暗記対策 社会の暗記は「必殺ノート」を作る。
大きいA4 のリングノートに暗記項目に書き込む。
大きい紙だとダイナミックにめくれるので達成感があります。
ノートを作る時のコツは、問題をいろいろないろで書くこと。
地理や歴史でも「写真」や「統計」、「グラフ」、「地理」で出題される問題が多いのが特徴。
必殺ノートにグラフなどを貼って、ポイントになる部分をカラーサインペンでマークしておく。

社会 知識問題

間違えた理科や社会の知識問題は紙に書いて、壁に斜めに貼って覚える。

まとめ

5年生は自分の力を最大限に伸ばす時期。

中学受験において一番大切な時期。

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